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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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合格と共に得たもの

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
まだお友達と沢山遊びたいであろう3年生の2月。息子は中学でやりたいこと、将来やりたいことが固まってきたようで、「受験をしてみる?」とのこちらの問いかけにも積極的にのってきたようでした。
もともと、新しい環境に溶け込んでいくのも得意で、新しい場所でお友達ができることを楽しみにしていたようでした。

塾に通い始め、時間の使い方が上手くできず、勉強と自分の時間の両立に苦しんだ時期もありましたが、
塾長先生を始めとするスタッフの皆様が親身になり、相談に乗って下さっていたようで、次第に自分のペースを築けたように感じます。自宅だとつい遊んでしまったりした時、本人はすぐに先生に相談し、自習室に授業日以外は通って自習していました。
そのことが息子にとっては良かったようで、家でもメリハリをつけて学習するようになりました。

本番が近くなり、理科があまり得意でないことに改めて気付いてしまい、苦手意識からか成績も伸び悩みましたが、ずっと相談にのって頂いていたおかげで、理科の中でも特に苦手な分野を集中して学ぶことができました。6年生の9月以降、過去問に取り組むようになると集中力も計算力も最初の頃に比べて驚く程ついていました。
第一、第二志望は残念ながらご縁がありませんでしたが、本人は進学する第三志望の学校もとても気に入っていたので、落ち込むことはありませんでした。
むしろレベルの高い2校に挑戦できたことが誇れる様でした。
自分がご縁のなかった学校にお友達が合格しても、心からお友達のことを祝福してあげられるその姿に親としては喜びを感じました。

息子と共に歩んできたこの3年間は本当にかけがえのないもので、家族としての絆がより深まったように思います。息子の悩みも親の愚痴も決して目をそむけず真っ向から聞いて下さった先生方、本当にありがとうございました。
合格発表の時のあの時の息子の笑顔は決して忘れることは出来ないと思います。
自分で目標を立て、その目標に向かって努力していくことは、これからの人生でもとても大切なことだと思います。その大切なことを最高の仲間と成し遂げることが出来て本当に良かったと思っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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