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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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受験を終えて

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
受験を終えてたった10日くらいですが、思い起こせば、とても長い時間が経ったような気がしています。
いろいろあった3年間でしたが、これをお読みになってくださる方に一番に伝えたいのは、塾と子供を信じることの大切さです。

3年間で、塾に行きたくないと泣いた日も、宿題が終わらないからもういやだと言う日も、あまりにダラダラしていて私が怒った日も多くありました。「夏を制する者は受験を制する」と言いますが、6年の夏は算数の宿題とメモチェに追われただけでした。(失礼なことを申し上げますが)他塾の様子が気になることもあり、その結果子供を不快な気持ちにさせることもありました。他のお子さんと無意識に比べてしまって、子供を不安な気持ちにさせることもありました。秋に成績が落ち、先の見えないトンネルに親子ではまってしまいました。1月に入ると、予想通りインフルエンザが大流行し、いつから学校を休ませるかについても頭を悩ませました。

でも、子供のペースを信じ、塾の先生のおっしゃる通りにただただ毎日を過ごすようにしました。1月の学校も、受験以外では月末の2日だけ休ませ、あとは普段通りの生活をさせました。(一日家にいても、大して勉強ははかどらなかったので。)気分転換が長すぎると思っても、時間だけ決めさせて、あとは子供のペースに任せました。

1月入試が始まり、そこから2月入試までがとても長く感じました。2/1の本命が終わると、すっかり完全燃焼してしまったようで、まだ結果が出る前なのに、第二希望の2/2の試験ではもぬけの殻のようでした。結果はやはり第二希望は落ちていましたが、第一希望の学校に受け入れていただけることになりました。

塾のクラスの仲間とも絆が生まれ、お互いを気遣いながら、時として励まし合いながら、そして塾からベストタイミングで「負けない(負けない)ハチマキ」「子供の書いた親への手紙」「子供への先生方からのメッセージ」をいただき、くじけそうになるとそれを見て気持ちを奮い立たせていました。試験会場で塾の先生に握手をしてもらって、パワーをもらって、試験を乗り切りました。
「自分は受かる!」と書いた紙をあちこちに貼って、マインドコントロールしていた子供は、「念ずれば花開く」を体感したと思います。そして、多くの方のサポートを実感したと思います。本当にお世話になり、ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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