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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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先生方の思い

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘は小さい時から習っていたスポーツの部活に憧れていた学校に2月1日から3日間、連日挑戦しました。
偏差値はR4に届くことがなかったので厳しいこともわかっていましたが、過去問がだいぶ解けるようになっていたこともあり、期待していた部分もありました。

しかし1日の受験は緊張してしまい得点しなくてはいけない算数で失敗。
2日目は、「うーん、五分五分。」といい、結果不合格。
3日目は、「3日間で1番よかった。」と笑顔で会場を出てきました。
結果は夜までわからないため、4日の受験を考え日能研へ。
4日校の過去問は2回だけ解いたものの、対策といった対策は出来ていない状態でしたが、4教科の先生がそれぞれその学校の対策を細かく見て下さり、出そうな単元、注意ポイントなどを丁寧に教えて下さり、そのひとつひとつの言葉を娘は箇条書きしリストを作ったそうです。

その4日の対策をしている間に不合格の結果が出たため、娘は家に帰ることに。
悔しそうな表情をしたものの涙を見せずに帰宅し、すぐに翌日の受験の勉強を始め、先生達と一緒に作ったリストを布団に入るギリギリまで確認していました。

今年の受験はお天気が悪い日も多く雪が降ったりもしましたが、4日の空は真っ青。
学校に着くと大好きな先生が二人応援に来てくれていて、握手をし嬉しそうな娘。
青い空の下、元気に校門をくぐり4日目のチャレンジへ。

結果、4日の学校に進学することになりました。
1~3日校とそう変わらない偏差値、4日の倍率を思うと親は厳しい結果を考えていました。
やはり過去問をしっかりしていなかった学校の試験はむずかしく感じた部分もあったようですが、「4日に受験に来ている子は私と同じような子だっていっぱいいる。」と考えたそうです。
そして前夜に先生達に教えてもらった要点リストをお守りのように試験会場に持ち込み、試験前も試験の休憩時間も何度も何度も読み返し、それぞれの教科の試験に向かい合ったそうです。

親子共々体力は限界でしたが、娘の気持ちは切れませんでした。
不合格を連日もらった娘の気持ちに寄り添い、的確なアドバイスや4日校の対策をしてくれた先生方のおかげです。
3連敗で4日の受験が少しこわい気持ちもあったようですが、先生方が「絶対大丈夫。」と励まし、試験対策をしてくれたことで、気持ちを切り替え逃げ出さずに試験に向かい合うことが出来ました。

あとから娘が言ったことですが、「4日は行くのやめようかな、って一瞬よぎったけど一生懸命教えてくれた先生達の顔が頭に浮かんで今日こそは合格したい!」と強く思い直したそうです。
先生方の合格させたい!という強い思いがしっかりと娘に伝わっていたのです。

1月から始まった受験で失敗合格と体験し、娘はこの受験を通して甘かった自分、あきらめなかった自分を知ることが出来ました。
その気持ちを忘れずに、4月から新しいフィールドで自分の夢にむかって元気に楽しく過ごして欲しいと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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