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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
志望校・併願校の選び方
日能研が心の支えになった

頼りになる存在

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
我が家の日能研最後の年は、波乱に満ちた物でした。
ゴールデンウィークに父親の海外赴任が決まり、ついていくのか、それとも日本に残って受験を続けるのか悩み、父だけが単身赴任することになりました。
もともとパパっ子だった娘は、自分の意志で受験を続けるために日本に残ったものの、父親がいないさみしさが耐えられなく、それが全てテストの成績に現れるほどでした。
余りのひどい成績と、それに伴う娘のやる気のなさに、新しく塾長としていらした先生にすがる思いで相談しました。すっと娘の心に入っていく先生の言葉に、人見知りの激しい娘が一気に心を開いて、以降は先生の指示するものならば何でもやっていくという覚悟を決めたほどです。
夏休みの勉強方法も家庭で建てたスケジュールをチェックしていただき、ペースや内容を指導していただきました。

秋以降、夏の成果が表れ始め、順調に成績が上がり始め、志望校目指して勉強をしていた矢先、学校で娘がいじめにあうという落とし穴。一か月以上にわたっていじめられていたようでしたが、そんな悩みをおくびにも出さなかったのでしたが、成績にはしっかりメンタルの不調が現れたのもこの時でした。いじめを境に娘の成績は四年生から受けてきた公開模試の最低を更新し続けました。そしてすべての公開模試がその状態で終了してしまいました。
そんな状況も先生は冷静に助言してくださり、今娘に必要な勉強を教えてくださったり、自習室に行く娘に個別にアドバイスを下さり、娘のメンタルも勉強を支えてくださいました。先生のそのフォローは地獄にあった我が家には一筋の光でした。先生についていけば大丈夫と思えるほど、我が家の心にの支えとなっていました。

二月の受験は最終的には第二志望校の繰り上げ合格という結果で終了しました。でもこの第二志望校にも娘の六年の年間偏差値は7もかけ離れていたので、繰り上げ合格の連絡を頂いた際は、歓喜の涙を流しながら電話で報告したほどです。
娘も先生のご指導があったからだと、何の悔いもない受験生活だったと、第二志望校へ進学することを決めました。
日能研は大きな団体塾で、きめ細かい指導は受けられないと思っている方もいるかもしれません。
でもその考えは全く杞憂です。相談すれば必ず求めていた以上の指導を頂け、ここまで導いてもらえました。
日能研の先生方なくしては、我が家の受験はなかったと思います。

我が家は日能研のこの校舎の先生方に会えたことで、本当に幸せな受験をさせて頂けたと思っています。
大変なこともたくさんありましたが、でも受験を終えた今は中学受験をやり切ってこれたことに感謝しています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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