息子は3年間F校でお世話になりました。
ちょうど1年前、5年生の冬には偏差値もやる気も目指す学校からはほど遠いものでした。
塾へ入学させたこと自体、間違っていたんではないか?彼にとって負担を与えているんではないか?と親子、夫婦で何度も話し合い、言い争いになったこともありました。
それでも本人は頑なに「やめたくない!」と言い続け、6年生の夏休みが明けた頃からようやく成績に光が見え始め、塾以外の日は父親と一緒に勉強し少しずつ右肩上がりになってきました。
当初は授業も真面目に受けず、先生方にはご迷惑をおかけしましたが、親身になって叱咤激励をしていただき感謝しています。
F校の先生方はこどもの長所・短所をよく見て、温かい目でサポートしてくださるので安心して通わせることができました。
受験校は大学附属校を中心に、1月に3校、2月に4校出願しました。
結果は7校中6校から合格をいただき、第一志望の青山学院だけが不合格でした。
1月に青山より偏差値の高い立教新座に合格し、自信があっただけにショックは大きく、あまり競争心のない息子の口から「悔しい・・・」と言う言葉を初めて耳にしました。
泣きながら食べた恵方巻はきっと忘れられない味になるでしょう。
進学は第二志望の学習院に決めました。
直前に出願を決めた学校で、本人は試験日に初めて訪れ、とても気に入ったそうなのでご縁を感じます。
この受験で「人生は思う様ようには運ばないもの。だけど、真念を持ち努力すれば結果は必ずついてくる」ということを家族で学びました。
実は私は、息子が5年生の冬頃、病気になり、6年生の春と夏に大きな手術をし、ようやく回復しました。
大変な時期を家族で乗り越えて、今とても清々しい気持ちです。
中学受験を経験して良かったです。
ありがとうございました。
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