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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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強い子どもと弱い母

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
今回2度目の中学受験です。現在中3の兄に憧れて、小3より日能研へ。
すぐお腹をこわし、メンタル弱めな兄と違って、比較的自立している娘には、
ほとんど手をかけずに受験をむかえました。

初日の2校。1校はぎりぎり合格するかもしれないという人気校。
午後は偏差値届いているし大丈夫だろうと安全校。考えが甘かったです。
どちらも不合格でした。
予想外の状況に、何と声をかけて良いのか分かりませんでした。
気がつけばこの4年間頑張ってきた娘の姿が何度も目に浮かび、涙が止まりませんでした。
(動揺していたのは母だけで、娘は案外平気でした)
その日はほとんど眠れない夜をすごしました。

翌日の午前は本命校。でも偏差値は1度も届いたことがなく、さらに不安がよぎります。
午後は確実に合格をとらせたいという思いから、受験校の変更、理科が得意でしたので、
午後受験も4科で受けさせることになりました。
終了は19:25、体力もつか不安でした。
本当に長い1日でした。

午後の学校も不合格だったら、さらに受験校を変更する覚悟もしてました。
塾にも相談し、対策も考えていただきました。
その日の夜、午後受験の学校の合格発表があり、合格をいただきました。
予定してなかった学校ですが、1校の合格がこんなにも喜ばしいものなのかと、
私たちに安心を与えてくれました。

翌日、本命校の合格発表。
pmより、1日目に不合格だった学校の受験を控えていたので、
結果は見ないようにと伝えていましたが、本人どうしても見たい、不合格でも気持ちを切りかえて
行くから!!と強い希望があり、結果を見る事に。
結果、本命校も合格していました。娘は最後まで強かったです。

あきらめず、動じず、強い気持ちで臨んだ娘に感動しました。
予想外の事もありましたが、子供と本気で向き合いぶつかり、支え合い、
こんな経験をさせもらった中学受験は、親をも成長させてくれました。

この経験が、一生の宝物となりますよう、これからの受験生の皆様、保護者様、頑張って下さい。
日能研の先生方には感謝しかありません。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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