娘の日能研生活は「勘でやるな!」という算数の先生の怒鳴り声で始まりました。
体験で参加した算数の授業。娘を塾に送り、帰ろうとしていた私は、先生の迫力ある声につられて、
つい立ち聞きをしてしまいました。
「覚えた解き方は忘れる。わかった感が大事。」
この言葉によって、私の中で中学時代の記憶が蘇りました。数学の先生のつぶやき。
「君の解き方だといつか解けなくなる時がくる。君は解き方を覚えているだろう。」
日能研の方針に心打たれた私。そして、日能研の雰囲気が好きだという娘の意見もあり、
お世話になる事にしました。
幸せなことに、娘は、前述の算数の先生に、3年間、受け持っていただけました。
そして、「今日の問題も面白かった!」と目を輝かせて帰ってくる娘をみるのが私の楽しみのひとつになりました。
「分かった感」を沢山吸収した娘。この財産は、中学生になってからの学びにもつながっていくと信じています。
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