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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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先取りシミュレーション!入試期間中
日能研が心の支えになった

中学受験の道のりすべてが親子の宝物

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
早いうちから第一志望校が決まり、6年生になってからは順調に力をつけて成績も安定していました。
R4偏差値も十分超えて、模試でも一定の手ごたえを感じていました。ただ心配だったのは、ケアレスミスがあることだけでした。
過去問で名前を書き忘れたり、解答欄を間違えて記入する等のうっかりミスがあり、本番で足を引っ張らなければと懸念していました。

1月の埼玉受験は無事に合格を頂き、合格証をお守りにして2月1日の本番に臨みました。
国語の難易度が高い学校だったのですが、長文の物語文が12月最後の日能研全国公開模試の素材文と全く同じ箇所で、設問まで同じだった事には本当に驚きました。これはうまくいくかもしれないと思ったのも束の間、社会で恐れていたうっかりミスが多発していることに後で気付いたのです。記号で答えるべき問題を地名で答えたり、xとyを逆に答えたり・・・と。

あんなに努力したのに、あんなに注意したのに最後の最後で神様は願いを叶えてくれないのか・・・と、泣きたい気持ちで、それはそれはどんよりした夜を過ごしました。

半分あきらめモードで「次もあるよ」と慰めていると、突然娘が「私、受かった ! 」ときっぱり・・・。「私受かったから、明後日の二次は受けなくて大丈夫だから・・・」と言って、さっきまで不安で涙ぐんでいたのにそのまま寝てしまったのです。

幸い2月1日の午後入試の結果は合格だったことがその晩のうちにわかっていたので、翌日はひとまず落ち着いて3校目へ。その間に第一志望校の合格発表が校内掲示されるので、母一人で確認に行きました。

足取りも重く、倒れこみそうになって掲示の前に行くと、半分あきらめていた娘の受験番号がしっかりとボードに記されていました。

思えば、模試や過去問を含めて試験を受けたのは本人で、手応えや合否の感覚は当然本人が一番直感としてわかっているもの・・・。この時、つくづくそう感じました。

本人に結果を伝えた時の、何度も飛び跳ねて大喜びしていた姿は、これから先もずっと忘れることはないと思います。

中学受験を終えた今、今回の経験から親も子も大きくそして強く成長することができたと感じています。

日能研の皆様、ずっとサポートを頂き本当にありがとうございました。今回の受験そのものが、親子のかけがえのない財産となりました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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