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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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第一志望合格に向けて努力したからこそ!

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子は、5年生の春、日能研に入塾しました。
K中に行きたいと口にはするものの、なかなか具体的な行動には移せず、5年生の最後までクラスの真ん中辺をうろうろしていました。そのせいか6年生の前期日特は、希望するクラスには入れませんでした。
一方、いくつかの学校説明会に参加するなかで、親が一番良い学校だと思っていたのはS中でした。

6年生の春、後期日特の基準偏差値を見て、このままでは自分がK中日特に入れないことを知った息子は、その日から毎日、机に向かうようになり、目標としている学校に入るための努力をし始めました。
すると6月の公開模試では、K中日特の基準を上回る成績を取ることが出来ました。努力をすれば結果に結びつくことを実感した息子は、俄然やる気が出た様子で、夏休み期間中、さらに机に向かう時間が長くなりました。

9月の公開模試でも、K中日特の規準を上回る成績が取れ、教室推薦でK中日特に通えることになりました。
途中成績が多少下がったこともありましたが、12月最後の公開模試の偏差値が過去最高でしたので、上り調子で1月の受験を迎えられたと思っています。

1月受験は、N中〇、S中東大Ⅰ〇、S中東大Ⅱ〇、S中×、R中〇という結果でした。唯一の不安材料は、S中が×だったということでした。

2月1日の朝は、日能研の受験応援に行きたいというので、N教室へ行きました。
1月受験では、応援に来てくださっている先生方を避けていたのに、この日だけは進んでお世話になった先生方のところへ行き、励ましの言葉をたくさんもらって嬉しそうでした。
K中は、それ程息子にとって特別な学校でしたが、この日は緊張することもなくK中の試験へ向かうことが出来ました。

2月中の受験結果は、K中×、S中(算数)〇、S中〇、W中〇というものでした。
K中はきっと合格できると信じていたので、この結果に対するやるせない思いと寂しい気持ちは、しばらく続事となりました。

2月3日、S中において「おめでとうございます!」と言われた時も、心から喜ぶことはできませんでした。
又2月4日、W中の合格発表で息子の受験番号を見つけた時に「最後までよく頑張ったよ。えらいよ。」と、親は涙ぐむ程でしたが、そうした言葉も息子にはあまり響くことは無かったようです。

その後も息子は、「繰り上げ合格の連絡が来るかもしれない。」と期待したり、「K中は高校からも入れるから高校から入る。」と言ったり、諦めきれない思いがしばらく続いているようでした。

そんな状態から脱することが出来たのは、2月16日でした。
通っていたI教室の合格速報をまじまじと見た息子は、やっと納得した様子で、自信を取り戻すことが出来ました。

自分が頑張ったことを客観的に見ることが出来たことが大きかったようです。
第一志望だったK中に合格できなかったという意味では、息子の中学受験は上手くいかなかったのかもしれませんが、K中を目指して努力したからこそ、S中合格にも繋がったのは間違いありません。

2月15日のS中の入学説明会では、S中の良さを改めて実感することが出来、S中は素晴らしい学校だと思っています。
これから、S中での学校生活が始まります。息子の考えがどのように変わるのか、息子がどんな風に成長していくのか、今からとても楽しみです。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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