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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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合格と、これからの伸びしろと・・・

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
塾が楽しくて楽しくて、皆勤賞で通った3年間でした。
6年生になっても、問題用紙に書き込みをせず解答したり、問題の読み間違いも多く、勉強量に対して成績は上がらなかった、というのが実感です。
受験を迎えた1月。1月本命校の前に、塾の先生に日程と実力に見合った学校を薦めていただき、受験しました。受験直後の、彼の「余裕だった」「大丈夫」という根拠のない自信とは裏腹に、予想よりかなり低い点数での合格でした。更に、持ち帰った問題用紙にはほとんど書き込みをしておらず、合否以前にとても心配の残る受験でした。

合格発表後すぐに塾に連れて行き、塾でも彼が涙を流す程、猛省を促し発破をかけていただきました。今思えば、彼の受験はその時から始まったのだと思います。
数日後の本命校の受験に向けて、私は「あきらめない、焦らない、油断しない」だけを言い続けて送り出しました。

本命校の受験後、「(できたかどうか)よく分からない」と前回とはうって変わって自信なさげだったにも関わらず、結果は合格。本命直前の受験校を薦めてくださり、発破もかけていただいたK先生、本人が大好きだった理科のY先生にも受験直前にお叱りをいただいたこと、これらが転機になったと、特に感謝しております。
家の中では、まだ幼さの残る言動もある彼ですが、合格と共に、彼の持つ伸びしろを伸ばすチャンスを中学校からいただいたのだと理解しております。
これからの成長を見守っていくと同時に、先生方のご健勝をお祈り致します。
お世話になり、ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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