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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

息子の努力と成長・日能研の先生方に感謝

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
1月から始まった中学受験。
最初の埼玉入試の2日前の晩、今までずっとマイペースで楽観的な息子が初めて取り乱して泣き出しました。これは、私と主人に原因がありました。

2月1日の学校を本命としていたものの1月受験の重みを3年前の娘の受験の時に感じてから、埼玉・千葉の3校全てに対して練習ではなく通う気持ちで受けないと突破できないと思ったことで、ゲームをしだしてやめない息子に主人が学校説明会で受けた出題傾向を読み聞かせ、私もそれに追随するかのように息子にゲームを早くやめて話聞いてるの?と注意したからでした。
するとめったに泣かない息子が大きな涙の粒を流し声をあげて泣き始めた時に、息子が誰よりも緊張して追い詰められており、それを紛らわすためにゲームをしていたことに気づき、こちらまで胸が熱くなり抱きしめました。そして気持ちに気づいてあげられなかったことを反省し、息子に謝ってから主人と2人で息子を励まし、プレッシャーを取り除くように努めました。
その時に少し前の保護者会で室長が話されていたことを思い出しました。「男の子は女の子と違って感情をむきだしにするどころか、平静を装い笑ってごまかそうとさえしていることもある。そういう子は本当の気持ちをおなかにためて吐き出せないまま誰にも気づかれないまま本番を迎えることがあるから、泣いて吐き出したら強くなる」と。
思えば予兆はありました。息子に塾から配布された中学受験マニュアルを読ませていたら項目1つ1つについて事細かに聞いてきたことです。息子の泣き姿に動揺した私は塾に電話をしました。室長やスタッフの皆さんが「いつも通りで」という言葉を息子にかけて下さると言ってくださり、本当に救われました。
息子はいつものリラックスした息子に戻っていました。それからというもの1月の受験と2月の本命の慶応義塾普通部を入れた8校中7校の合格をいただくことができ、嬉しい結果となりました。

今まで過去問や併願で悩んだり不安になった時にいつも親身に対応してくださり、3年前の娘の時と同様、息子にも温かく接してくださった室長と校舎の先生方のおかげだと思っています。息子も本当に頑張りました。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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