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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

日能研に通い続けた4年間

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
1月10日から始まった中学入試も2月4日に無事全行程が終わり、日に経つにつれて、「ようやく、終わったんだな」と実感が湧いてきました。今日、4月からお世話になる私立中学校の制服採寸する息子の姿を見た時に、嬉しさと少々の寂しさを感じました。

思えば、息子は小学校2年の三学期から4年間にかけて日能研に通い続けました。
私と息子にとっては激動の4年間だったと思います。
本人が中学受験を意識し始めたのは、小学校4年生の頃だと思います。
その時の忘れられないエピソードがあります。

ひとつは、小学校4年生の一学期のときでした。いつもは21時に就寝する息子が、その日の塾を終え帰ってきて早々宿題をやると言い出し、20時すぎから一緒になって宿題をやることになりました。
理科を終えて、算数を始めた時には、既に21時半を過ぎており、眠いのをこらえて頑張っていた息子に、少々厳しい言葉を発した時、じっとテキストを見つめる息子の右目から一筋の涙が流れました。それでも文句を言わずに最後まで宿題を終えた時には22時半を回っており、息子を速攻寝かしましたが、その時、自身の犯した行動を深く反省した瞬間であり、今でもあの時の息子の顔は脳裏に焼き付いています。

塾にいかなければ、こんなに怒ることもなく、息子と楽しくバドミントンやサッカーで遊べたのに、、、。私にとってすごく胸が痛む思いをしました。
ただ、それでも必死になって宿題する息子を見て、自身を改めるきっかけになりましたし、この子の目標を叶えてあげようと心に誓った瞬間でもありました。

そこから志望中学合格のために怒涛のような日々を過ごしました。
誰になんといわれようとも最後まで日能研の送り迎えを積極的に行いました。
体調を崩したときも送り迎えを続け、その行動に申し訳なさそうにする息子は、勉強で恩返しをするようになってきました。
あの時の事について、本人は覚えているのかわかりませんが、今日に至るまでに息子との会話で話題にでることはありませんが、確実に日能研を通して親子ともども成長させて頂いたことを実感しています。

中学入試の結果については、第一志望の中学校には縁がありませんでしたが、息子を評価して頂いた中学校が複数校あったことに感謝しております。
これも日能研のスタッフ皆さまの温かいサポートのお陰と、心よりお礼申し上げます。

2019年2月8日、いつものように会社帰りに日能研に寄り、授業が終わるのを待つとき、1週間前の光景と違い、周りの受験関連の掲示板や子供を待つ父兄の顔ぶれも、すっかりかわりました。これからは長男からバトンタッチした次男と新たなドラマが始まると思うと楽しくなります。

これからも日能研のスタッフの皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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