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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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過去問への取り組み
「困った時」「つらい時」は日能研に行く!

雨のち晴れ

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
40台だった偏差値が、こつこつと課題をこなしていくことで上がり、
憧れだったJGを第一志望とすることになりました。
本人はひたすら憧れの気持ちを糧に頑張ったのですが、R4にはなかなか届かず。
それでもあきらめずに、12月からは算数を中心に過去問250題を三回解き直し、
1日の本番に臨みました。

本人としてはそれほど大きなミスはなかったとのこと、
面接の待ち時間は本当に楽しく、面接もリラックスして受けられたようですが、
残念ながらJGとはご縁はありませんでした。
帰りの電車の中では残念な結果に本人は涙が止まらず。
親もなんと声をかけて良いのかもわからずに帰ってきました。
このまま家に帰るかたずねると、日能研に行くと即答。
教室に寄って結果を報告するとまた涙があふれてきました。
スタッフの方が別室で話をしてくださり、帰りには少し笑顔が見られていました。

そして夜には2日の吉祥女子の発表。
本人はJGの結果が気になるあまり吉祥女子の試験には集中できなかったようで、
どうだったのか聞いても「覚えていない」との返事しか返って来なかったため
心配していましたが、嫌な予感が現実となり、不合格。
さすがに不合格2連発に一度は立ち直りかけていた娘は完全に自信を喪失してしまいました。
1月に受験した浦和明の星は合格をいただいており、
親子でとても素敵な学校だと気に入っていたため、翌日にひとまず受験料をおさめました。
このまま明の星に進学することも素晴らしいことなのだと伝えましたが、
娘は吉祥女子に再挑戦することを決め、3日は日能研の教室へ。
スタッフの方に励まされ、夜まで先生方に過去問をチェックしていただきました。

そして4日の吉祥女子。
10倍以上の倍率と本人の疲労でかなり厳しい結果を覚悟していましたが、算数は会心の出来。
社会も前日に先生が予想してくれた問題が出題され手応えを感じたようで、
「やれるだけのことはやった」と晴れ晴れとした顔で会場から出てきました。
結果はどうあれ、これで受験は終了。
おつかれさま、とのんびりランチをし、嵐が過ぎ去ったような後のような穏やかな気持ちで結果を待ちました。

そして、結果は合格!
合格を知った時の娘の満面の笑顔は本当に輝いていました。
教室へ報告すると、心配をおかけしていたスタッフの方々が心から喜んでくださいました。
第一志望に合格した友達のことを思うと、自分も合格したかったと残念な気持ちが顔を出すこともあるようですが、よくぞこの数日でここまで乗り越えたと、わが子ながらその成長に感動しました。

とにかく日能研の教室が大好きだった娘。
やめたいと言ったことは一度もなく、
最後は授業が終わってしまうのが寂しくて仕方がなかったようです。
自習室での勉強も、難関校を目指している友達と肩を並べて一緒に頑張れることが誇らしく、
自信にもなったようです。
また、先生方は娘のために資料を作ってくださったり、細かく過去問を指導してくださったり、
その温かく熱心なご指導が頑張る気持ちをより大きくしてくださいました。

「中学生になっても自習室に通いたい」
入学式を楽しみに待ちながら、今でも変わらない気持ちのようです。

受験結果だけではなく、日能研生として過ごした2年半の時間は娘にとってかけがえのない宝物となりました。

ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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