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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
5年生の時に東京に引越してきて、6年生で入塾という遅いスタートでした。
本人は友達からの影響もあり、難関校を第一志望にしていました。
4月、5月は塾の生活に慣れるのに精一杯でした。テストのふり返りをほとんどせずに、授業・テストのくり返しで、時々、言葉をかけても言うことを聞きません。
もちろん成績は良くありません。

塾での授業は、とても楽しいようで、帰るといつも生き生きと話をしてくれました。
そんな時に、クラスで好得点を取ったのをきっかけに、少しずつ家で復習するようになりました。
クラスが上がり、夏休みが終わった頃から、本人の顔つきが変わってきました。
ですが今までの経験不足から成績は今一つ。
本ばかり読むので国語は良くても、他はなかなかついていけていません。
それでも本人は志望校を変えませんでした。

過去問に挑戦する頃、まったく点が取れずに、私も「他の学校にしたら・・・」と内心思っていました。しかし本人は「解ける問題は必ずある!」と言って、算数強化ツールや、合格力トレーニングプリントを中心に取り組んだり、週末は夫が一緒に問題を解いたり、親子で頑張っていました。

ついに入試期間を迎えました。
1月受験では、緊張して頭が真白になり、出来なかった。不合格。
2月1日の第一志望は、算数は今までで一番解答が埋められたし、力を出し切る事が出来た、と言っていましたが、不合格。
2月2日、算数は3分の2程度しか解答出来ず、ダメだろう・・・という予想を裏切り、合格。
2月3日の都立では、記述が全く出来なかったとのこと。不合格。
2月5日、力は出せたけど時間が足りずに、見直しが出来ず。不合格。
・・・という結果でした。

全部、無理かもしれないと思っていた中で、一校だけでも合格出来て、良かったと思いました。
本人は、「僕は第一志望に受かりたくて中学受験をしたのだから、公立に行って、またがんばる。」と言いきりました。
この意志の強さには、私も感心しました。
一年間だけでしたが、日能研に通い、子どもの心が大きく成長したのを実感します。
いつも遅くまで質問につきあってくださった先生方、励ましの言葉をかけてくださったスタッフの皆様にはとても感謝しております。大変お世話になりました。
今、春の入学を楽しみにしている子どもの姿に、中学受験をして良かったと思っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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