コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
先取りシミュレーション!入試期間中
家族の支え・フォロー

受験を終えて、成長した息子に・・・。

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
1月20日、千葉からの受験。真っ暗な中、駅には沢山の受験生。
いよいよ始まったーー!
幕張メッセの2000人規模の会場。先輩ママに聞いていた光景に、「これだ!」と気分が高鳴る。
息子の背中を見送り、胸が熱くなり、こみ上げてくる涙をグッと・・・こらえた。
心の中で「今までよく頑張ったね!思いきり悔いなくやっておいで!結果は後からついてくる」そんな事を思いながら・・・。

翌日も2月からの連日受験を想定し、2日目の早起き!
何故か?一度の経験が慣れになって気持ちにも余裕が出来ていた。
そして千葉の受験は一勝一敗。
一敗の悔しい思いは反省と攻略に活かし、一勝は自信と2月からの受験の御守りになった。

2月1日から3日連続の挑戦が始まった。
第一志望校の前日は今までにない緊張に襲われたそうで、なかなか寝付けなかった息子。
寝不足も程よい緊張感に変わり、気合いが入った感じに思えた。
2日目の受験中に主人から合格発表の知らせ。目標を達成出来た喜びで一人保護者待合室で涙した。
その日の夜にインターネットで合格発表・・・諦めていた息子の歓喜の声、また御守りが増えた。
3日目はかなりの挑戦。ダメでも、行ける学校はある。やるだけやろう!最後まで勝つ!最後、楽しんでおいで!そんな気持ちになっていた。
そして、まさかの合格がだった。

この一週間、息子の将来を想像しながら、悩んで家族で話し合い励ましたり喜んだり、色々な事があった。
そして我が家の受験が終わった。

入学手続きを済ませ、行く学校が決まり、息子が私に「ママ、今までありがとう!」と握手を求めてきた。
出来ない問題に涙し、模試の結果に落ち込み、お正月もなく、ひたすら勉強の日々だった事が全部報われた。
そして、何より息子が成長していた。
学力も付いた事は間違いないが、人間として、強い心と自信をもった。
何より、支えてくれた人への感謝が出来る子になっていた。
もう大丈夫 ! !本当によく頑張ったね。
そしてこれからも貴方を応援、支えていくからね!
こみ上げる涙をグッと抑え、笑った。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 次のドラマ

PageTop