入試の終わった今は、もう塾に通うこともないという寂しさでいっぱいです。
息子は4年生になる直前の春休みから日能研にお世話になりました。
当時は私立受験など考えてもなく、試しに受講した春期講習で「勉強ってこんなに楽しいんだ!」と目を輝かせて感動していた姿を思い出します。
4年生のうちはサッカー中心でしたが、5年生の夏に浅野中学の部活体験・文化祭に行ってから、本人の意識が受験へとガラリと変わりました。
自分の第一志望校に決め、とにかく浅野を目指して頑張り始めました。
同時に偏差値も少しずつ上がってきました。
6年生になってからは自分で計画をたて、後期日特も遠くの教室まで通い、非常に充実した時間を過ごしました。
特に算数は先生の解説に「目からうろこだ」と感動し、自宅でも熱心に取り組んでいました。
そして入試直前は、塾の自習室へ行って、ひたすら過去問とメモチェをこなしました。
いよいよ2月3日の入試当日、前夜はなかなか寝つけないようでしたが、気合十分で出かけました。
テストは難しかったようで、得意の国語は手応えがあったものの、算数でつまづいてパニック状態になってしまったようです。
試験が終わって出てきた時には、魂がすっかり抜けたようでお昼も食べられない状態でした。
失意の中で見た翌日のWeb発表、結果はやはり不合格でした。
本人はとにかく算数が悔やまれてならないようですが、親としてはこの3年間の本人の頑張りをほめてあげたいと思います。
第二志望の学校に進学することになりますが、中学へ行っても必死に勉強したこの経験は必ず生きてくると思います。
そして、勉強の楽しさを教えて下さった日能研の先生方に心から感謝申し上げます。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。