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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

東邦大東邦

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
5年生の夏、息子が突然「中学受験したい」と言い出し、日能研に入塾したのは夏期講習からでした。
遅いスタートになってしまい、私は焦りと不安でいっぱいでしたが、みんなに追いつこうと必死に勉強する息子の姿を見て「息子が行きたい学校に合格させてあげたい」と強く思いました。
頑張った成果もあり、夏期講習ではW1クラスでしたが、冬にはW3クラスまで上がることができたのです。

Nフレンズや私学フェアに参加し、東邦大東邦の校風に惹かれ、第一志望校に決めました。
W3クラスまで上がれたとはいえ、公開模試での結果は東邦大東邦の合格圏には程遠く、復習やテストのふり返りをさぼろうとする息子にイライラして、怒鳴り散らした日もあります。
入試までは、親と子の涙のバトルでした。


12月1日、推薦入試の日。
正門では、日能研の先生方が息子に握手をしながら笑顔で優しく話しかけてくださり、とても心強かったです。
受験会場に向かう息子の後ろ姿は、大きなプレッシャーと緊張に押しつぶされてしまいそうで、私は涙をこらえるのが精一杯でした。

結果は、不合格。

でも、まだ前期もある。後期もある。
第二、第三志望校の入試もある。
ここで落ち込んでいる場合ではありません。

息子は悔しい気持ちを『頑張り』に変え、元旦も特別講座に参加し、冬休みは1日も休まず受験勉強をしました。

それでも、前期の結果も不合格。

私はこれ以上息子に辛い思いをさせたくなくて、「後期どうする?第二、第三志望校の合格いただけているし、やめてもいいよ。」と話しました。

息子は悔し涙を流しながら、
「嫌だ!絶対、後期の入試行きたい!もっともっと勉強するから!」
「後期受けなかったら一生後悔する!後期受けられないんだったら不合格の方がマシだ!」
と言うのです。

後期、不合格。

息子も合格は難しいという現実を分かっていても不合格を受け入れるまで時間がかかりました。

それでも、「やるだけの事はやったし、後悔はないよ。中学受験して良かった。お母さん、いつも応援やお弁当作ってくれてありがとう。」と言ってくれました。

10回の入試の中で合格と不合格を経験し、親子でたくさんの涙を流したことは一生忘れないです。
受験を通して、息子の長所である『最後まで諦めない』が更に大きく成長できたと思います。

今では、「早く中学校行きたいなぁ~!」と進学先の入学を楽しみにしています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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