4年生の頃、志望校を考えて、受験勉強を始めた。
この頃は順調に偏差値が10くらい上がり、クラス内5位で5年生を迎えた。
しかし、油断したため、偏差値は変わらないものの、友達に抜かされてしまい、8位で5年生を終えることになった。
目に見えて、順位が落ちているにも関わらず、焦ることなく6年生の夏まで過ごした。
この頃は豊島岡女子学園中学校、雙葉中学校を目指していた。
夏になると、志望校を決める必要がある。
豊島岡に問題の傾向が似ている、私の授業態度も女子学院の方が合っている(発表をよくして、うるさいくらい活発だったため)という理由で、女子学院を勧められていた。
しかし、5年生の時に学校見学会に参加して以来、在校生の姿や学校の雰囲気に憧れ続けていたので、ずっと雙葉しか考えていなかった。
だから、雙葉に志望校を絞った。
夏期講習では、平均偏差値が足りなかったが、御三家志望ということで難問コースに通わせてもらった。大変だったがいい刺激を受けた。
しかし、その後の成績も通常授業の態度も特に変わらず・・・。
ようやく気付いたのが12月の全国公開模試。これまでに見たことのない最悪な偏差値を取り、最後の全国テストもそこまでよくなかった。
ここで私は今まで勉強したものを確実に点数にできるようにと復習を始めたが、1月にインフルエンザにかかりペースが乱れてしまった。
埼玉入試は国語でぼろぼろに。不安なまま千葉入試へ。2回目の不合格。
不安と恐怖で押しつぶされそうになりながらも塾に通い、先生とふり返りをした。
そして、その後の千葉入試は3回続けて合格をもらい自信を取り戻しての雙葉入試。
緊張した。
あっという間に過ぎ2月2日。
私の誕生日だ。
2日校の入試が終わり母に会うと抱きしめてくれた。
合格した。
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