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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まであきらめないことの大切さ

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘の第一志望はずっと一貫して洗足学園中学校でした。
少し遅い新5年カリキュラム開始のタイミングで入塾。

1年遅れたため5年生当初は勉強の仕方に慣れず四苦八苦していましたが、苦手な算数も何度も何度も基礎問題を解くうちにだんだんと成績が上がってきました。
6年時には以前習ったことの応用問題を解くスパイラル型のカリキュラムになってきたので成績がぐっと上り、当初は無理かと思われた第一志望が、ひょっとしたら手が届くかも?という位置につき始めました。
クラスも変わり、授業日数が増えたので当初は辛そうでしたが、とにかく第一志望への気持ちが強かったのでなんとしても食らいつこうという気持ちで前期を終了しました。

夏期講習直前の日能研全国公開模試でがくんと成績が落ち、とにかく夏が勝負だと腹をくくり、ひたすらに苦手項目の苦手意識克服に着手。
夏期講習で再び全範囲を習いますので、苦手を確実につぶしていこうという気持ちで親子でひたすらに頑張りました。
1日13時間を超える勉強時間(塾含む)で、本人は相当辛そうでしたがやりきったという気持ちはあったようです。

6年後期は偏差値が安定して目標値あと少しというところまで出るようになり、あとはひたすらに過去問対策をしていきました。とはいえ安心できる偏差値ではなかったため、第二志望の学校の対策もしっかりしつつ受験を迎えました。

第一志望校の試験が3回あるうちの1回目は第二志望と日程がかぶり、迷いましたが第二志望を確実に抑えたほうがよいと第二志望校を受験しました。

いよいよ本番の洗足学園2回目試験の2日、前日の午前午後の試験もあってか少し疲れた様子でしたが、第一志望への気持ちはとても強い娘でしたので気合いを入れて試験会場に向かいました。

結果は不合格。
第二志望校からは幸い合格をいただいていたため、3日、4日はひたすらに洗足学園第3回目試験に向けて勉強しました。

迎えた3回目試験日、祈るような気持ちで合格発表のHPを確認。
無事合格しました。

2日に不合格だった時、娘のショックは親の想像以上で、このまま壊れてしまうのではないかと心配しましたが、これまでずっと戦ってきた子供は親が想像する以上に強くなっていました。
ひとしきり泣いた後、再び闘志を燃やししっかりと最後に合格を勝ち取った姿を見て、本当にあきらめずに頑張って良かったと、そして中学受験をして本当に良かったと思いました。

第一志望へ合格できたこともそうですが、それ以上のものを与えてもらった中学受験。
まずは夢への第一歩を踏み出せたということでこれからも気が抜けませんが、大変でも本当に実りある時間を過ごさせてもらい、子や塾に本当に感謝しています。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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