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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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涙が笑顔に変わった日

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私が日能研に入ったのは3年生からです。
本科が始まった4年生に女子学院のマグノリア祭に行ったとき「絶対、この学校に行きたい!」と魅力を感じ、第一志望に決めました。
でもその時のカリテ算数では30点台をとるなど、志望校までの道のりはとても遠いものでした。

5年生になり、いろんな学校の文化祭に行きました。
豊島岡の文化祭では、その明るい雰囲気が気に入ったので、第二志望は豊島岡に決めました。
しかし偏差値は65を超える科目もありましたが、全体では60を切ることもしばしばありました。
こんな状況のまま6年生となりましたが、今から思うと6年の前期は必死さが足りなかったかもしれません。
そして後期に女子学院日特が始まり、女子学院への思いが強くなるのと同時にだんだん実感がわいてきました。
このときになって6年の前期と夏期講習をもっと真剣に取り組んでおけばよかった、と後悔しました。
でも後悔していても仕方がないと考え、勉強に一生懸命取組みました。またテストの結果(偏差値)を見るたびに、くよくよと悩むのは意味がないと考え、志望校対策をひたすら頑張りました。

そしてあっという間に1月になり、埼玉受験が始まりました。2月に難関校を受けるのであれば、浦和明の星は絶対に合格しなければいけなかったのに、落ちてしまいました。
過去問は取れていた分、ショックが大きかったです。
でも何とか気持ちを切り替え、2月の合格に向けて、今まで以上に勉強をしました。

2月1日、いよいよ試験当日です。
国語、社会、理科は自分の力を出し切ることが出来ましたが、苦手科目の算数で焦ってしまい、全然解くことが出来ませんでした。
終わってからも算数の結果がショックで、帰りの電車の中でもずっと泣いていました。
日能研の先生、スタッフさんと電話で話をして少し気持ちは切り替わりましたが、落ち込んだ気持ちはそのままで、さらに翌日の豊島岡の試験当日の朝、女子学院の算数の問題を見直してしまい、もっと落ち込む、という最悪の状況で、試験会場に向かいました。
でも試験会場に着いたとたん、女子学院に落ちたなら、絶対に豊島岡には受からなければいけない、と思うことが出来ました。
また会場では、豊島岡の先生が優しく接してくれて、「ここに行きたい、入りたい!」と女子学院のことを忘れるくらいに気持ちを切り替えることができました。
問題はとても難しかったですが、すべての力を出し切ることが出来たので、終わったときは達成感がありました。

結果は女子学院が不合格、豊島岡は合格することが出来ました。
豊島岡はWEB発表でしたが、自分の受験番号を見つけたときの感動は一生忘れないと思います。
ずっと女子学院に憧れ、女子学院の対策ばかりをやって、豊島岡の過去問は1回しか合格最低点に届かなかったのに、合格できたことは本当に信じられません。
でも日能研の公開模試は豊島岡の問題と似ていたので、振り返りをしっかりとやってきたことが良かったのかもしれません。
女子学院は残念でしたが、今は豊島岡が一番私には合っている、と思っています。

そして最後にこれから受験をする皆さんにアドバイスです。
勉強中はとにかく「聞く・相談する」ことが大切です。
分からなかったら先生に聞く、心配なことがあったらスタッフさんに相談する、日能研の仲間に愚痴を聞いてもらう、こうすることで私は塾に楽しく通うことが出来たし、支えてくれる人がいると思うと心強くなりました。
あとは「気持ちを切り替える」ことです。
テストの結果が悪いと落ち込むと思いますが、広い視野でみるとちっぽけなことだったりするので、心を落ち着かせて、冷静に向き合ってください。

受験は本当に何が起こるわかりません。
私以外にも第一志望に落ちた人もいますし、反対に第一志望しか合格しなかった人もいます。でも中学受験を人生のゴールとしないで、中間点として捉えてみてください。そこからいろんな道がつながっていると思うとワクワクしてくるはずです。今はつらいと思うけど、頑張った分、その先は素晴らしいこと、楽しいことがたくさん待っています!応援していますので頑張ってください!
 
日能研のスタッフさん、先生、そして仲間と一緒に過ごした時間は私にとって大切な思い出です。
本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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