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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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第一志望校に合格しました

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘の第一志望校は、模試では『再考』しか出たことのない学校でした。

本番当日。試験を終えた彼女は「やりきった」とスッキリした表情で出てきました。
自宅に戻り、試験で曖昧に解答してきた問題を振り返り、夜には解答速報でマルつけまで始めました。
「いけたかも・・」まさかの強気発言。

私はすかさず、手応えと合格は必ずしも一致しないと諭しました。
それでも、ワクワクが止まらないようでニコニコしながら「発表が楽しみだな~」と言うのです。
発表は2日後。
私はダメだった時には、どうやってフォローしたらいいんだろうと、ずっと考えていました。

合格発表はPCで見ました。
娘は「自分で探したい」と言うので、彼女を画面の前に座らせ、私は後方から眺めていました。

ずらりと並ぶ数字を目で追います。
ほぼ同時に
「あるっ。あれ?あるよねぇ?」
「ん?あるんじゃない?」
もう一度、受験票を画面に照らして確認。さらにもう一度指差しして、二人で声に出して確認。
「あるよねー。やっぱりあるよねぇ」
「うん、ある。間違いない、あるよ」
「やったーーーやったーーーー!信じられない、やったぁ~」
娘はピョンピョンと部屋を飛び跳ね、全身からあふれる喜びを抑えきれずに、思わず走りだしました。
あーーー。もう!嬉しい!ホント嬉しいぃぃぃ。やった~!!
噛みしめるように、心の声を振り絞るように、言い続けました。

その後、学校の掲示板で再度確認。
深く深く頭を下げて、合格証を受け取り「通えるんだ!嬉しい、ホント嬉しい。夢みたい」と何度も何度も言いながらの帰路でした。

番狂わせでの合格。
勝因は、塾からアドバイスいただいたスケジューリングが絶妙だったことにあると思っています。
勢いをつけて臨めるようにと本命校の前に5校もの受験をし、追い風に乗っていました。
そして、朝。学校の前で、最も信頼してきた算数の先生に
「あれだけ合格してきているんだから、絶対にここも獲れるからね。」と激励いただき、彼女の背中がどーんと押され、スイッチが入った瞬間となりました。

娘は、負ける気がしないと人一倍の自信をもって、強気で向かったそうです。

おかげさまで彼女が一番欲しかった桜が咲きました。
合格を信じ、応援してくださった皆様に心より御礼申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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