どんなに不利な状況でも、諦めなければ夢は叶うということを受験の神様から教えてもらいました。
本当に奇跡の繰り上げの喜びの瞬間でした。
ちょうど、二年前、2つ上の兄が志望校に合格しました。
野球ばかりで勉強を一切やっていなかった弟ですが、
兄と同じ学校にいって、野球をやりたい、それを夢みていました。
入会テストに受かったものの、偏差値は30台後半。
これは厳しいのではと何度も思いましたが、
夢を叶えるために、野球と勉強の二足のわらじで頑張ってきました。
兄がいる野球部の同期、後輩たちも合格を信じて、応援してくれました。
そして迎えた試験、1日午前、1日午後、2日午後、そして、6日午前、四回受けて全敗でした。
幸い、それ以外の学校に合格していたので、第二志望の入学を決めていました。
ただ、わたしは諦めきれず、繰り上げ合格を信じて、待っていました。そして、待ちに待った電話が学校からかかってきました。本人に聞いたところ、兄と同じ学校に行きたいと、入学金は無駄にしてしまいましたが、本人が望んだ学校にいくのが一番いいのでと進学を決めました。
諦めていたら、もしかしたら、見捨てられていたかもしれない、諦めなかったからこそ、合格できたんだと思っています。第一志望に全敗してから、4日目のことでした。
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