「たった4枚の回答用紙で3年間の苦労が終わってしまって、なんだかすごくあっけないな。」
2月1日の合格発表の翌日に娘がつぶやいたいた言葉が印象に残っています。
当初は第1志望校の合格を頂き、翌日はチャレンジ校を受験する予定でしたが、
熱望していた第1志望校の合格に親子ともに納得し中学受験を終える事にしました。
日能研には悪いけれど、チャレンジ校に不合格で終わるよりも、
第1志望校に合格という美しい形で終了する事ができて良かったと思います。
第1志望校については、6年の初夏までは名前は知っている程度で受験は全く考えておらず、
保護者面談で教室のF先生から紹介されたいくつかの学校の1つでした。
春期の学校説明会は既に終了していたので、個別見学を申し込んだところ、快く受け入れて頂き、
大変丁寧に対応して頂いたので学校について深く知ることができ、
娘はこの学校に心から入学したいと思ったようでした。
合格判定模試では第1志望校は毎回ぎりぎり「可能」の判定で一度も「合格」が無い状態で、
試し受験校から合格を頂いたものの、不安な気持ちで迎えた入学試験。
試験を終えた娘は、あまりにも普段通りだったからダメかもと言っていましたが、
普段通りならきっと大丈夫と勇気づけ、気分転換のため、昼食とウィンドウショッピングで合格発表までの時間を過ごしました。
合格発表の時刻を迎え、掲示板を覆っていた布が取り去られると周囲の合格を喜ぶ歓声の中に、
娘が自分の受験番号を見つけて喜ぶ声も聞こえ親子で抱き合って喜びました。
こんなに喜んだ娘の姿を見るのは恐らく初めてだと思います。
4枚の回答用紙を見る事はできないけれど、それは娘が彼女なりに頑張った3年間の努力の結晶。
その結晶と引き換えに手にした合格証明書を、娘は誇らしげに私に見せてくれました。
室長をはじめ教室のスタッフの皆様、中学受験は辛い事もあったけれど、体験して本当によかったです。
ありがとうございました。
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