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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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ありがとう日能研、ありがとう中学受験

  • 年度:2016
  • 性別:男子
  • 執筆者:
付き添いで来た2月2日受験校会場を後にして、2月1日の第一志望校合格発表へと向かう。
期待と不安が入り交じる。早く結果を知りたいような、知りたくないような、複雑な気持ち。
あるかな、どうかな・・・あった!
途端に周囲の風景が霞み始める。
合格証書をもらい、入学金支払いの列に並ぶと、後ろの保護者の嗚咽が聞こえる。
最後に合格発表掲示板の記念撮影をして、その場を後にした。

過去問演習では、唯一得意だった社会は最初から安定するも、算数は浮き沈みが激しく、
国語と理科はこれから相当伸びてくれないと困る、という状態からスタート。

11月の他塾志望校別オープン模試では、合格想定点よりはるか下でかなり落ち込むも、
難問揃いの中でこの合格想定点は自塾生に有利なだけだとのポジティブシンキングを持ちだし、邪念を振り払う。
年末の最後の日能研全国公開模試で自己ベストを叩き出し、
国語浮上の兆しが見えてから、まだまだ伸びるとの感触を持って追い込み時期を過ごす。
社会は引き続き安定、国語は記述が相当さまになって一皮も二皮も向け、理科もようやく形になってきたが、
算数は最後まで不安定さから抜け出せず。

合否は当日の算数の問題次第だなという思いの中で、当日夜に出題内容を見ると、
大コケはしにくそうな出題で、これはもしかしたらとの期待が膨らんでいた。
そして合格!

最後の最後まで、あきらめずにルーティーンをこなした
(早朝の漢字・算数一行題・理科一行題、就寝前の社会・理科はメモチェ、そして実戦演習の復習)
のが奏功したのだと思う。
授業がない日も自習をしに、結局月曜から日曜まで、毎日日能研に通い詰めたことを思い出す。
二人三脚で過ごした追い込み時期は、これからどんどん親離れをしていく中で、
親子の絆を深めることの出来たかけがえのない時間でもあった。
ありがとう日能研、ありがとう中学受験。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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