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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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あの日は雪でした

  • 年度:2017
  • 性別:女子
  • 執筆者:
その日は雪でした。

入学試験の当日、沢山の受験生の中に紛れていく小さな娘。
とうとう始まった受験本番に親の私のほうが緊張していた気がします。

試験が終わって、「どうだった?」と聞きたい気持ちを抑えていたら娘から「ダメだった・・・」との声が。
娘は国語が得意なので、国語が簡単だと点数を稼ぐことが出来ない。
逆に苦手な算数は50点くらいかもしれないと。
でもここで落ち込んでいてはしょうがない、そのまま日能研に向かい再現答案に取り組みました。
翌日も、その次も試験が連続してある。気持ちを切り替えて行かないと・・・。

2日目は第三志望の学校。
ここで手応えがなければ、取り寄せてある願書から2月校の準備をしようと思っていました。
試験会場から出てきた娘は晴れやかな顔をして、昨日と同じように自分から感想を口にしました。
「バッチリ!最近覚えたところも沢山でたし、簡単だった」
その日も前日と同じく、再現答案に取り組みました。

3連戦最終日、学校の近くで先生たちとしっかりと握手やお話をする時間がありました。
「2日目の国語は教室で一番良くできていた。この学校もしっかり頑張って」
木漏れ日の中、きらきらと光る落ち葉の絨毯の上を沢山の受験生が歩いていました。

娘はがんばった。
特に6年生の後半から一気に成績が上がり、最後の公開模試は過去最高の偏差値を出すことが出来た・・・大丈夫、きっと、大丈夫。
そう願いながら、1日目の結果をWEBで確認する・・・あった、娘の番号。
最後の公開模試で、初めてR4に届いた1日目の学校の合格を見て、体の力が抜けたのを覚えています。

最寄り駅近くの喫茶店で娘と待ち合わせをして、私は見ていないふりをして一緒にスマホで学校のHPにアクセスをしました。
娘の指が小さな画面をスクロールして・・・「あった!」
「あった!あったよ!ねえ受かった!受かった受かった!!!」
想像以上に大きな声を店内で出してしまって、一瞬「あっ・・・」っという顔をしましたが、またすぐ、「受かった受かった!」と大はしゃぎ。

3日校には残念ながらご縁は無く、1日めの学校に進学することになりました。
日能研には3年間大変お世話になりました。

特に室長先生には愛をもってビシビシと厳しく指導していただき、大変感謝しております。
もう中学受験の予定はありませんが、孫が受験する!と言い出した場合は、是非日能研に通わせたいと思っております。
ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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