兄が通っていたNバッグに憧れて、日能研に入りました。
二人目の受験だったこともあり、最後まで、やるだけやって、ご縁がある学校が、娘が幸せになれる学校だと心に決め臨んだものの・・・。
わからない問題があると解答をすぐ見てわかったつもり・・・。先生に質問しても、わかったつもり・・・、でいた様です。
(後から娘が言っていました。)
したがって成績もそれなりで、親の言うことも聞かず、悩む時期もありました。
しかし、6年生の夏頃から、そんな子が、頭を抱えて問題を解いていたので、「答え見る?」と解答を持って行くと、「今、考えているんだから、解答見せないで!!」という答えが返ってくる様になっていました。
自分で考え、答えを導き出した時の楽しさを先生から教えていただいていた様なのです。
お友達ともお互い得意な科目を教え合い始め、「◯◯ちゃん社会がすごく出来るんだよ。教えてもらった!」「今日は算数教えてあげたよ!」「え~あなたが教えられるの ? !」と言う私に、「ママ、教えるとね、私も勉強になるんだよ。」と。
反抗期の娘から、そんな答えが返ってくるとは思いませんでした。
知らないうちに少し成長していたんですね。
そして、6年生の秋の公開模試まで、判定が再考だった第一志望校の学校を諦めず受験し、ご縁をいただくことが出来ました。
根気強く、考えることの楽しさ、諦めない強い気持ちを教えてくださった先生方と、最後まで、お互い励まし合った友達に出会えた娘は本当に幸せだと思います。
本当にありがとうございました。
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