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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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  • 年度:2017
  • 性別:女子
  • 執筆者:
2月1日、第一志望の女子学院の入試当日、娘は大切な『まけないハチマキ』を電車で落としてしまい、半べそで肩を落として試験場に向かいました。
地球の何処かにはある!と励ましたものの、見つからなかったらどうしよう・・・この日のためにここまで頑張ってきたのに、なぜ降りる時にチェックしなかったのか、と自分を呪いながら、来た道を引き返し、駅という駅に連絡をして回りました。
本人にとっては宝物でも、他の人からしたら、ただの布切れ。
出てこないだろうと諦めかけたころ、忙しい通勤時間にもかかわらず、わざわざ届けて下さった方がいたと知り、手元にハチマキが戻って来たときには、思わず涙。

翌日の朝、第二志望の試験に向かう電車の中での事。
前日の試験の出来が悪かったと深夜まで泣きはらした顔の娘と、慰め励まし疲れて寝不足な私に、見ず知らずの若い会社員らしき男性が席を譲るというので、遠慮していると、娘のNバックを見たからでしょうか、「日能研で働いていた事があるので、これまで親子でどれだけ頑張ってこられたか、よくわかります。応援しています」と席を譲って下さり、それまで張りつめていた親の私の方が、電車の中で号泣してしまいました。
頼りない母を尻目に、そこから娘の顔つきがキリッと変わり、最後の試験まで集中して終わらせることができたようです。
本当に親切な方々に救われた2日間でした。

このようなハプニングがありながら、娘が志望校すべてに合格する事ができたのは、偏に日能研の先生方の導きと共に戦った仲間達のおかげだと思っています。

苦手な算数を時には厳しく丁寧に何度も何度も指導して下さったN先生、国語の才能がある !と励まし自信をつけて下さったI先生、自由研究やメモリーツリーや実験といった生きた理科の授業をして下さったS先生、面白いエピソードで歴史を大好きにして下さったK先生。そして精神的な面でいつも支えて下さったS室長。一緒に泣いたり、時にはライバルとして競い合ったクラスの仲間達。

はじめは中学受験に懐疑的でした。今しかできない色々な経験をさせてあげたかったから。
でも今は、この経験こそが今しかできない事だったのだと思うようになりました。
合格の喜びはもちろんですが、日能研で過ごした3年間で、娘が得たものは、一生の宝になることでしょう。
本当にどうもありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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