中学受験をしようか、するなら塾に入らないと、と考え始めたのが5年生の時。でもそのときは、本人が習い事をやめたくないと言い張ったため、入塾したのは6年生を目前にひかえた5年生の2月でした。
入った2月の偏差値が46で、希望中学のR4偏差値が60。たった1年でどこまでできるのか疑問でしたが、通い始めると「クラスが楽しい」「先生の授業がおもしろい」と言ってくれるようになりました。成績は安定しなかったものの、それでも徐々にですが上がっていきました。
6年生の1月、そして2月1日・2日の受験では、残念ながら希望の学校の合格はもらえず、本人も親もつらい時を過ごしました。
もう1年早く通塾するべきだったとか、1月の受験ではもう一校受験しておくべきだったとか、後悔ばかりが頭に浮かびました。
しかしそれが、最後の最後になって希望していた学校から繰り上げ合格の連絡をいただくことができ、すべての後悔や苦しみは吹っ飛びました。
しかしながら、これからがスタートだと思って、合格した喜びはもちろん、うまくいかなくて辛かった時のことも忘れず、中学でも頑張ってもらいたいです。
なかなか合格がもらえず沈んでいた時も、先生方の顔を見ると、それだけで本人の顔つきが明るくなり、先生って偉大だと思いました。親の私たちも本当に力づけられました。
1年間ではありましたが、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
- ※
- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。