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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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本人の意志確認の必要性

  • 年度:2016
  • 性別:男子
  • 執筆者:
前泊しての渋幕受験でした。
その数日前から息子の口から「他の子は1月受験こんなに受けていないよ」と、受験を忌避するような愚痴を度々聞いてました。

そしてとうとう前泊の朝、夫が「受験する気がないならやめろ!もう俺は宿泊にも付き合わない!お前(母)が行け!」と。
息子と私は、「受験できるならしたい」「させてあげて」と口々にお願いをしたのですが、中々「うん」と言ってくれませんでした。

もう少しで『離婚』というところにまで発展してしまいましたが、最終的に「ちゃんと決めているのなら付き合う」と夫が折れてくれ、前泊のホテルへ本科授業後に向かい、無事翌日も受験を終え帰宅しました。

手応えは「国算ができた」とまあまあだったようでしたが、チャレンジ受験の渋幕なので結果は期待していませんでした。

合格発表は日曜で、私が足を運びました。

すると・・・息子の番号が!!

日特に行っている息子にはすぐに伝えられなかったけれど、
夫と二人で「まずいまずいよ!受かっちゃったよ!!どうする!?近くに引っ越さないと!」と、
もう進学させる気満々で、1日中ウキウキしながら息子の帰宅を待ちました。

息子も2校不合格後の合格の声に、「よっしゃあ~!!」と大喜びでした。
とにかく公立中学校でなく、私立中学校に入学ができる喜びで2、3日ふわふわしていました。

結局、第1・2志望の中学校も合格をいただき、そちらへ進学することに決めたのですが、夢を見させてもらいました。
私達は本当に本当にギリギリになっててんやわんやがあり、焦りまくりましたが、とにかく事前からしっかり本人の意志を幾たびも確認するべきだと思った、嬉しい経験となりました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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