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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後まであきらめない心

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
我が子は四年生の頃からJ校のTMクラスに通いました。
算数は得意でしたが、文章力を問われる社会、特に国語が足を引っ張り、成績は安定しませんでした。
五年生の夏には、クラス落ちの憂き目にもあいました。
しかし、本人は苦手意識をもつ国語・社会を、何とか得意科目にしたいという気持ちは強かったようで、その姿に母である私も何とか応えたいと、カリキュラムテストや日能研全国公開模試の間違えたところをコピーして、問題集として作成し、何度も解かせました。
その甲斐あってか、六年生の10・11月の日能研全国公開模試では、順位表の表紙に名前が載るまでになりました。

しかし、喜びも束の間、室長の先生の予言通り、12月の日能研全国公開模試の成績はガタ落ち、順位表にも載らない時もありました。
悪いことは続きます。開成中学に出題傾向が似て、かつ得点開示のある西大和学園を受験したとき、合格はしたものの、150点満点の国語の得点が、100点満点の社会よりも悪かったのです。
すっかり国語に対する自信をなくした我が子でした。

押さえであった渋谷教育学園幕張も落ちてしまいました。
2月校は、開成、聖光学院、筑波大学附属駒場と、どこも難関校ばかりでした。
どこも受からないのではないかと本人もあきらめムードになりました。しかし、せっかく今まで頑張ってきたのだからと、親としてできることは、2月1日に東京都市大学付属の午後受験を入れ、受かって自信を取り戻させることでした。

本人にも過去問をやらせました。同じ問題が出る可能性は低いとは分かっていましたが、過去問をもう一度解くことで、きちんと理解できているかの再確認ができるので、開成、聖光学院、筑波大学附属駒場と、前日ギリギリまで、ひたすら過去問を解き、分からないところは振り返るという繰り返しを実行しました。

2月1日の開成受験の後、急いで東京都市大学付属まで行き、その日の23時に東京都市大学付属の合格を手に入れました。
結果、筑波大学附属駒場は残念な結果に終わりましたが、開成、聖光学院と合格を手に入れ、この春から開成に通うことが決まりました。
開成日特も、下から二番目のA2クラスからスタートし、結局Mクラスまでは行けませんでしたが、最後の最後まであきらめなかったことが、第一志望校だった開成合格につながったのだと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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