<DI採点システム>は、答案用紙を”その場”でスキャニング=デジタルイメージ化するので、自分の答案用紙はテストが終わるとすぐに手元へ戻ってきます。
「なぜこう考えたんだろう?」「どうしてこう答えたんだろう?」「この問題、気になってたんだよね」――テストに向き合ったときの気持ちがまだはっきりと残っているうちに、子どもたちは、自分が書いたばかりの、○×や点数のついていない答案用紙を使って、テストの「ふり返り」をします。
”自分の答案用紙”の使い方は、自由。
満足できない答えを消して、新しい答えを書くもよし。テキストを見ながら、書けなかった空欄を埋めるもよし。赤ペンで○つけするもよし。
そのとき、テストは、「学びの道具」となるのです。
<DI学習支援システム>では、記述解答部分だけを切り出し、少ない人数で集中的に作業を進めることで、よりきめ細かい確実な採点が可能になりました。
特定の問題を熟練スタッフが採点することで、効率だけではなく、採点の品質が格段に向上します。また、より大胆な記述の出題も可能です。
東大入試をはじめ難関国立大や私大の入試で合否を決定するのは、記述・論述問題です。これは昔も今も同じです。
その記述問題にしても、「正解が一つ」というような単純なものではなく、高度な専門性を持った採点官によってはじめて対応可能な奥行きのある問題ばかりです。
中学入試においてもこの傾向は年々と強まっており、日能研ではその対策の一つとして、<DI学習支援システム>を活用しています。