サンプル問題(算数)
- 出題の意図
- この問題は、小学生にとって身近な素材をテーマとしています。小学校低学年の算数で扱うグラフは、この問題のように、対象となる数量をシールを貼ったり○印をつけたりして表し、その高さで量をとらえるグラフです。学年が上にあがると、抽象化したグラフを読み取るということを学びます。子どもたちが目にする教科書にのっているグラフは、まっすぐな「理想のグラフ」です。この問題では、「整然としていない」「曲がっている」「貼り方がバラバラ」といったマイナス要素がふくまれている“グラフ”から、それらを客観的に眺めることによって、グラフの本質について子どもの中に気付きを生み、子ども自身が考える問題になっています。