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解答と解説

2013年 麗澤中学校【国語】
日能研がこの問題を選んだ理由

この問題は、短い物語を読んでそこから分かる教訓を読み取る問題です。問二では、教訓そのものについて問われ、問三では、問二で答えた教訓がふさわしい理由を、自分の言葉で記述することが求められています。

文章中に、直接は書かれていない教訓を読み取るためには、物語に出てくる登場人物や、物語の中で起こる出来事などといった、物語を構成する要素や、物語全体の展開に目を向けながら、書き手がどのようなことを伝えたいのかを探っていく必要があります。

物語という「具体」から、教訓という「抽象」をとらえていく。そして、自分がそうとらえた根拠を言葉で説明する。この問題に向き合った際に、受験生が使ったであろう力は、世の中を生きていくうえでも必要な力です。受験生が日常と学びとのつながりを感じられ、また、受験生自身の今後につながっていく問題だと日能研ではとらえさせていただきました。

このような理由から、日能研ではこの問題を□○シリーズに選ぶことに致しました。

日能研による解答と解説
[解答例](学校解答)
  • 問一金がそこにあったときにも、あなたにはなんの使いみちもなかったんですから
  • 問二財産はいかに活用するかでその価値が決まるということ。
  • 問三けちんぼうは金のかたまりを「毎日埋めた場所にやってきてはながめ」ているだけで満足している。つまり、この人物は財産を持っていることに価値を置いているのだ。よって、たとえ金のかたまりが盗まれなかったとしても、けちんぼうがこの金のかたまりを利用するとは考えられない。近所の人が「同じことですよ」と言ったのは、この金のかたまりが地面に埋まったままで今後も活用されないのであれば、それが何の価値も生まないただの石でも変わりはないからである。以上のことからこの物語の教訓には「財産はいかに活用するかでその価値が決まる」がふさわしい。
[解説](日能研作成)
  • 問一「だって」に続く部分は、穴に金を埋めても石を埋めても「同じこと」だと、「近所の人」が考える理由にあたる内容が入ります。「けちんぼう」の行動が、「近所の人」からはどのように見えているのかを考えてみましょう。
  • 問二「けちんぼう」の行動と、「近所の人」の発言から分かることをとらえます。「けちんぼう」が、穴に金を埋めるのは、金の持つ価値を分かっていないからであると考えられます。だから、「近所の人」は、穴に金を埋めても石を埋めても「同じこと」だと言っているのです。
  • 問三物語をどのように読み取れば、問二で答えたような教訓が言えるのかという理由が求められています。設問に書かれているように「物語の内容にもふれながら」説明してみましょう。

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