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出題校にインタビュー!

2013年 白百合学園中学校【算数】

白百合学園中学校の算数におけるアドミッション・ポリシーを聞いてみました。

2.真面目なコツコツタイプを伸ばす学校

「比の考え方や数の感覚を身につけよう」

佐藤先生 入試時間は40分ですが、40分でもきちんと考えて解けるような問題数に収めているつもりです。時間がなくて手がつけられなかったということがないようにしていますし、解いてみて計算が“すごすぎない”ものを選んでいます。

平面図形は必ず比の問題を出しています。比の考え方は等積変形など中学以降で必要ですから、しっかり身につけておきましょう。

それにはまず、数の感覚を身につけることが大事です。最近、例えば「3分の2」と「0.7」のどちらが大きいか即答できない子どもが少なくありません。数の感覚を研ぎ澄ますこともおろそかにしないでほしいですね。

白百合学園中学校

「あきらめない気持ちが考える力や書く力を支える」

佐藤先生 取り立てて難しい問題は出していないつもりです。ただし問題文が長いので、読む力は鍛えておきましょう。そして、あきらめないことです。真面目にコツコツ取り組めるタイプのお子さんに入学していただきたいと思っています。そうした生徒が6年間で力を伸ばしています。

問題文が長くても最後まできちんと読むこと。答案はすべて考え方を書かせているので、自分の考えを何とかして伝えてほしい。記述問題は正解できなくても部分点をもらえるチャンスがあるので、問題に粘り強く取り組んでほしいですね。

「考える習慣が身についてれば、算数と数学の“壁”は越えられる」

岩﨑先生 算数と数学の間に、特に壁はないと思っています。算数で培った知識は数学でも生かせます。「数学だから」と生徒自身が壁をつくってしまわないように、おもしろい話をするなどして興味を持たせる工夫をしています。

佐藤先生 数学になると抽象的になるからわからなくなると言われますが、計算問題だけでなく、小学生の段階から文章問題に取り組んで考える習慣がついていれば、抽象的になってもついていけると思います。思っているほど“壁”はないと思います。

数学が将来何の役に立つのかというと、数学的な考え方を身につけることに学ぶ意義があるのではないでしょうか。すると、パターンにはまらない柔軟な発想ができるようになるでしょう。数学を「いる・いらない」の尺度でとらえるのはもったいないですよ。

現在、理系を選択する生徒が半分を占めるようになりましたが、多くは医学部志望です。すると数学はどうしても受験のための道具になりがちです。本当に数学が好きな生徒は理工系の大学に進学して数学のおもしろさを味わっています。そうした生徒を少しでも増やしたいですね。

数学科/岩﨑 緑先生

数学科/岩﨑 緑先生

「盛りだくさんの行事活動で人間力を育む」

佐藤先生 本校は行事が盛りだくさんなので、行事が好きなお子さんは大歓迎です。コミュニケーション能力などの人間力は他者との関係の中でこそ養われます。例えば合唱祭の指揮者や伴奏者のように行事に積極的に関わっている生徒、部活動に熱心な生徒は社会に出ても活躍しています。

インタビュー 2/3

白百合学園中学校

白百合学園中学校1881(明治14)年にカトリックのシャルトル聖パウロ修道女会を設立母体として創立。2007(平成19)年には創立125周年を迎えた。校名に冠している白百合の花は聖母マリアのシンボル。「カトリック精神に基づいた世界観と、道徳的信念を養い、神のみ前に誠実に生き、人としての品位を重んじ、愛の心を持って人類社会に奉仕できる人間の育成」が教育方針。校訓である「従順・勤勉・愛徳」の精神をあらゆる場で実践する。

多くの文教施設に囲まれ、緑豊かな靖国の森と隣接し、九段の閑静な住宅街に厳粛で落ち着いた風情が漂う。聖堂、講堂、図書室、体育館、天文観測室など施設・設備は充実しており、校内は整然とした美しさを保つ。併設の大学はあるが、純然たる進学校としてのカリキュラム編成。人間として当然学ぶべき基礎教養を身につけることが、結果として進学実績を高めている。高2から大幅な選択制に。難関大学への現役合格率は高い。理系志向も強く、進学者の約30%を占める。

一日は朝礼での祈りに始まる。社会奉仕の小百合会、点字部などの活動は盛ん。クリスマスの1日は、全校生徒が校内・校外にわかれ、奉仕活動を行う。校内ではセーラー服の上にタブリエというスモックを着用して生活。週5日制だが、土曜日は行事などにあてられることもある。学園記念日・ミサ・合唱祭、高原学校、球技スポーツ大会、学園祭、クリスマス会など行事も多種多彩。「修養会」では、心静かな祈りや講話、友人との話し合いなどを通じて、人生の根本問題を深く考え、自分で自分の心を育てる喜びの体験をしている。

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