中学受験-小学生のための中学受験塾。日能研

シカクいアタマをマルくする。

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解答と解説

2013年 聖セシリア女子中学校【社会】
日能研がこの問題を選んだ理由

環境問題については、多くの学校で出題が見られます。しかし、地球という規模ではなく身近な問題として考える点、大人ではなく中学生ができる内容であり、また、学校の仲間たちと共に行動できる内容であることをふまえて企画する点が良問だと思い、この問題を選びました。これらの設定があることで、自分には何が「できるのか」「できないのか」を、問いと向き合う子ども達が考えるきっかけになると感じました。

このような理由から、日能研ではこの問題を□○シリーズに選ぶことに致しました。

日能研による解答と解説
[解答例]

1テーマ 地産地消をすすめる

内容

  1. 家庭で取っている野菜の種類やそれがどこの産地なのかについて調べる。
  2. 1つの販売店で売っている野菜の産地について生徒が調べる。
  3. 神奈川県産と他都道府県産が販売店まで来る移動距離について、生徒の中で分担し、ある程度の距離を割り出す。
  4. 3の距離から神奈川県の販売店に来るまでにどれくらいの燃料が消費されているのかを調べてみる。
  5. 神奈川県産のものを選んで消費することで、輸送距離が減り環境を守ることができることを提示する。
  6. 1か月ごとに経過をグラフなどで報告することで、実施している人に実感を持ってもらう。節約できた石油分の液体を配置するなどもよい。これによって、どのように生活が変化したのか、また、続けていくためにはどのような問題点があるのかをさらに検討していく。

2テーマ 川辺の環境を知り、きれいにする。

内容

  1. 学校周辺の川辺の状況を把握し、川辺の汚染が進んでいる箇所を選択する。
  2. 川辺の状況を調べ、汚染の原因と清掃に必要な行動について検討する。
  3. 日程を決定した後、役所に連絡し、河川の清掃について許可を取る。
  4. 清掃に必要な道具などを借りたり、自宅にあるものを準備する段取りを整える。
  5. 実行しどれだけの成果があったのか、毎年確認する。
[解説]

問いにあるように「多くの人びとが一緒にできること」「身近な取り組みとしてできること」を示していきましょう。法律をつくる、規制を強化するなどは自分でできることではありませんね。また、企画書の作成ですから、「テーマ」と「内容」のつながりを意識していく必要があります。テーマを明確に示すこと、テーマに基づいた行動を具体的に、場合によっては段階を追ってていねいに提示し、企画書を見て行動することが明確になっていることなどがポイントになると考えられます。

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