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シカクいアタマをマルくする。

出題意図(サマリー)

2010年 世田谷学園中学校 【理科】

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

世田谷学園中学校の理科が求めているチカラとは?
1自ら考え進めることができるチカラ
理科/古澤 誠先生

この問題は、受験勉強で覚えたことをダイレクトに使える問題ではありません。初見の問題に戸惑った受験生もいたでしょう。そこであきらめずに粘り強く考えようとするお子さんに入学してもらいたいと思います。

提示したグラフの中には受験生が見慣れないグラフもあります。知らないことやわからないことにぶつかったとき、「これはどういうことだろう」とおもしろがれると、初見の問題でも粘り強く取り組めるのではないでしょうか。

2問題文を読んで状況設定をイメージできるチカラ

本学園は「自分で考え進める力」を重視しており、長文の読み取りや、表やグラフから考察する力を試す問題を、知識問題と併せて出題しています。

生物の問題は文章が長いことが多いのですが、文章の中から必要な情報を取り出す力があれば、初見の問題でも正解にたどり着けるのではないかと思います。この問題の場合、仮説がどんなことを述べているかをつかめるかどうかが正解にたどり着くポイントになります。

多少問題文が長くても、難しい表現が含まれていても、問題に取り組みやすいように、実験や観察の状況設定は丁寧な説明を心掛けています。

3いろいろな角度から物事を見られるチカラ

この問題は、実際に生徒たちが研究した内容から作成しました。途中で研究者の視点が変わるため、そのことを頭に入れて結果を想像しなければなりません。その作業は受験生にとって難しかったと思います。一方、他者の研究過程を追経験することで、「こんな考え方もあるのか」という新たな発見をおもしろがってもらいたいと思います。

授業では生徒が見過ごしている視点に気づかせるように意識しています。新しいものに目が向きがちですが、立ち止まって周りをじっくり見回してみると、いろいろ発見できることがあります。

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