コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

シカクいアタマをマルくする。

出題意図(サマリー)

2009年 成城中 【算数】

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

成城中の数学科が求めるチカラとは
1生活のなかから算数とのつながりを発想するチカラ
成城中 先生

日常生活のなかで、「こうすると、どうなるだろう」ということがたくさんあると思います。そうした疑問を算数の知識を使って考えてみようというのが、この問題のコンセプトです。
この「マユ・リナ問題」は、娘たちのふだんの行動から発想しているので、受験生自身が体験するような感覚で取り組んでもらえればと思います。算数や数学というと、日常生活から縁遠いように思われますが、実は身近にあふれています。だからこそ、小学生の身の回りの出来事を題材にした出題を心がけています。

2問題に粘り強く取り組み、試行錯誤するチカラ

受験生には、面倒なことでもやってみるという姿勢をもってほしいと思います。早い時期から試行錯誤したり失敗の経験をしてほしいと思うのですが、生徒は効率よく正解を出したがります。試行錯誤が面倒くさい、失敗がいやだ、こわいという思いに打ち勝ち、チャレンジできる環境をつくってあげたいし、学習習慣をとおして粘り強くやり遂げる姿勢を育みたいと思っています。
答えを求める過程を楽しめる生徒は、興味・関心が広がって数学が好きになっていきます。ひたすら解法のパターンを覚える学習では限界があります。中学ではそのことに早く気づいて、数学に対する目線を転換する必要があります。
中高一貫生は中学でかなり“寄り道”をしています。そのことが学ぶうえで視野の広さや着眼点のユニークさといった余裕になればと思います。

3算数(数学)の土台となる計算力

入試問題では計算力を非常に重視しており、配点も高くなっています。中学になると文字が入り計算が複雑になります。基礎計算でつまずいてしまわないように、小学生の段階でしっかりした計算力を身につけてください。
計算力は算数・数学の“基礎体力”です。これから数学を学ぶうえで計算力を鍛えておいてほしいし、そうしたお子さんに入学してほしいと思っています。中1では計算だけの授業を週1時間設けています。計算力の養成は時間はかかってもやっただけの成果が見えるので、面倒だと投げ出さず、粘り強く取り組んでほしいと思います。

PageTop