
「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!
理科の学習というと暗記に頼りがちですが、一問一答式のような問題では発想の柔軟さは計れません。断片的な知識ではなく、知識と知識をつなぎ合わせ、その結果どうなるかというところまで考えを発展させて、答えを導き出せる力を試すような問題を作りたいと思っています。
この問題でいえば、生き物どうしの関係のつながりを、ヘビ→ワシの断片的な関係ではなく、植物→バッタ→カエル→ヘビ→ワシという“連鎖”でとらえてほしいと思います。
の問題には、「ワシ以外に、2種類以上を例にあげて説明しなさい」という条件があります。例に挙げたのが1種類だけ、ワシとその1段階下の生き物との関係しか説明されていない誤答が目立ちました。この問題では食物連鎖の説明として、もう一歩踏み込んだ解答を求めています。
関係図を見ると複雑そうですが、自分がわかるところを見つけられれば、それを例に挙げて説明できると思います。「ものをよく見ること」は絵を描くことに限らず、すべてにおいて原点となる力です。本校は美術が好きなお子さんが入学してきますが、「ものをよく見る力」を学習に大いに活かしてほしいと思います。
理科の学びは身の回りで起こっていることを解明することにあります。周囲のちょっとした変化を見つけられる目、感動できる心を大切にしたいと思っています。その点でも「よく見て」ほしいですね。身の回りの現象への興味関心が、世界のことを考えるきっかけになればと思います。
授業では折に触れて環境問題について話しています。今回、「森の中で見られる生き物」を取り上げましたが、受験生も入試問題を通して環境問題に目を向けてくれればと思います。
