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シカクいアタマをマルくする。

解答と解説

2009年 女子美術大学付属中 【理科】
日能研がこの問題を選んだ理由

身の回りの生物のつながりや、現象について、1つ1つを別々にとらえるのではなく、それぞれがどのように関係し合い、つながっているのかということに注目して考える力は理科ではとても大切です。この問題では、「食物連鎖」を題材とし、図の中に示された動物の数の変化のようすを、自分が注目した動物について筋道立てて説明する力を試しています。

このような理由から、日能研ではこの問題を□○シリーズに選ぶことに致しました。

日能研による解答と解説
[解答]
  • 1食べる、食べられるの関係。
  • 2植物
  • 3(解答例)
    • シジュウカラ、ヘビ、イタチ、リスの数はしばらくの間増えるが、次第に減っていく。
    • ワシが絶滅してしばらくの間、ヘビの数は増える。しばらくたつと、ヘビのえさとなるカエルの数が減るため、ヘビの数もだんだん減っていく。
[解説]

私たちヒトをふくめて、すべての動物はほかの生物を食べて栄養分を得ているため、ほかの生物を食べる生物もいれば、他の生物に食べられる生物もいます。このような生物どうしの食べる、食べられるの関係を「食物連鎖」といいます。

この問題の図の中での矢印の前後の動物について、食べる生物と食べられる生物について考えます。例えば、草食動物のリスは肉食動物のワシに食べられることから、図の中の「リス→ワシ」は、「リスがワシに食べられる」ということを表していることになります。このことから、あが示す生物は、他の動物に食べられるが、自分はほかの生物を食べない植物があてはまると考えられます。

このように、食物連鎖の関係があるところで、何かの原因である生物がいなくなったり、数が大きく変化すると、他の生物の数も変化します。図の中では、ワシは「食べる生物」で自分はほかの生物に食べられません。そのため、ワシが絶滅すると、ワシがえさとして食べていたシジュウカラ、ヘビ、イタチ、リスは自分を食べる敵がいなくなり、しばらくの間はその数が増えます。しかし、これらの生物が増えると、そのえさとなるチョウや植物(あ)、バッタ、カエル、ミミズ、ネズミなどの数が減ります。この問題では、「2種類以上を必ず例にあげて」とあるので、2種類以上の生物の食物連鎖の関係に目を向け、一方の数の変化がもう一方にどのように影響を与えるのかを整理して説明しましょう。

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