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シカクいアタマをマルくする。

解答と解説

2009年 日本女子大学附属中 【社会】
日能研がこの問題を選んだ理由

都道府県、都道府県庁所在地は社会科の学習の中では、非常に基礎的なものといえます。その位置を問う入試問題も多く存在します。日本女子大附属中学校のこの問題は、ただ単にその場所を問うのではなく、地方ごとに都道府県庁所在地の位置関係を考えたり、自分で地図に情報をかきこんでいくことで、見えてくる情報が増え自分で判断することができる構成となっているのです。この問題を解くことで自分の頭の中に日本地図をえがいてみたり、図に情報を書きこみ整理することの大切さを感じられること、しめされた情報と自分の知識をつなげることが実感できる問題であると考えました。

このような理由から、日能研ではこの問題を□○シリーズに選ぶことに致しました。

日能研による解答と解説
[解答]
  • 1 ア
  • 2 1 イ  2 カ
[解説]
  • 1四国には、香川県、徳島県、愛媛県、高知県の4つの県があります。それぞれの県の県庁所在地は、高松市、徳島市、松山市、高知市です。これらの都市が、どこに位置しているのかを選択する問題です。解き方はさまざまですが、一例をあげると、まず高知市の位置に注目してみましょう。高知市は高知県の中央部に位置する高知平野にあります。このことから、アではないかと考えられます。また、次に徳島市の位置に注目してみましょう。徳島市は吉野川下流の徳島平野の海沿いにあります。ですから、アと判断できます。別の例としては、讃岐山脈・四国山地の位置に注目してみましょう。讃岐山脈は、香川県と徳島県の県境をなしています。また、四国山地は高知県、愛媛県、徳島県の県境をなしています。これらの地形を地図にかきこんだり思い出したりしてみましょう。また、都市の多くが平地にあることを思い出せば、ア以外の選択肢では都市がどちらかの山地にかかってしまうので、正しくないことがわかります。
  • 2-1まず、文章の選択肢に注目してみましょう。北上高地や北上川、奥羽山脈などがあることから、地図でしめされているのは「東北地方ではないか」と見当をつけることができます。また、県庁所在地が縦に長く並んでいることからも東北地方と判断することができます。1の位置は南から2番目ですから、東北地方の南から2番目の県庁所在地は、仙台市(宮城県)とわかります。仙台市は、阿武隈川と北上川の下流にある、仙台平野に位置しています。ですから、イが正解となります。アは盛岡市、ウは山形市となります。
  • 2-2 1と同じように、文章の選択肢に注目すると、「都」や「天下の台所」ということばが見られます。ここから、地図でしめされているのは「近畿地方ではないか」と見当をつけることができます。また、中央部に府県庁所在地が集まっていることからも近畿地方であることがわかります。2の都市はこの集中している4点の1つです。これは、大阪市、京都市、大津市、奈良市のいずれかになります。この都市の中で南東に位置しているのは、奈良市になります。奈良市は710年に平城京がおかれた場所であるので、「1300年前に都となった」とあるカが正しい選択肢であることがわかります。

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