コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

シカクいアタマをマルくする。

出題意図(サマリー)

2009年 東京農業大学第一高等学校中等部 【算数】

「こんなチカラを持った子どもに来てほしい」
「こんなチカラを持った子どもを育てたい」
私学のメッセージ(=アドミッション・ポリシー)はココにあった!

東京農業大学第一高等学校中等部の数学科が求めているチカラとは?
1全体を眺めて、よく観察し、分析するチカラ
東京農業大学第一高等学校中等部 先生世の中そのものをよく観察してほしいという気持ちから、本校ではずっとこういうかたちの問題を出しています。全体を眺める観察力。そこから、いらないものを排除したり、考えを整理したりする、いわゆる分析力は、入学後、数学はもちろん他の科目でも大切になる能力です。日ごろからマンションにしても、車にしても、形あるものに興味をもって観察してほしいと思っています。
2問題を図式化するチカラ
私たちが問題を作る時も、図を描いて考えます。図を描けないと始まらない、と思っているところがあるので、一行題でも○○算というような、テクニックを必要とする特殊算はあまり出さないですね。面積図なり、天秤図なり、図を描くと、早く答えに到達できるようなものを取り上げる傾向があるかもしれません。
3蓄えた知識を使って洞察するチカラ
子どもたちは頭の中でいろいろ考えると思うんです。その力は大人とほとんど変わらないレベルだと思っています。どのくらい頭の中で考えて、感覚的に豊かなものをもっているのかを量りたいと思っています。答えに合えば10点ではなくて、そこにたどりつくまでにどれだけ試行錯誤しているかを評価する、そんな問題も考えています。考えたことを表現する力については、最近、いろいろな中学入試問題を見るとバッチリ書かせる学校もあるようですが…。表現する技術は中学に入ってから身につけていけばいいと思うので表現する力がどのくらい高いかを測るより、頭の中でどのくらい試行錯誤したかを量りたいし、そのような問題を今後も作っていきたいと思います。

PageTop