現在、一般の印刷物に多く使われているインキには、残念ながら大気汚染を招く危険性の高いVOC(揮発性有機化合物)という有害物質を発生させる石油系溶剤が含まれています。その点、大豆油インキは、石油系溶剤の一部を大豆油に置き換えている環境負荷低減型のインキなので、VOCの発生を抑えるというメリットがあります。さらに石油系溶剤をゼロにして、植物油を100%使用したのが、ノンVOCインキ。有限である化石燃料の使用を抑制するという利点もあり、VOCを一切出さない環境にやさしいインキと言えるでしょう。
こうしたインキを積極的に使用し、環境負荷を抑えた印刷をすでにはじめています。 |